作成日:2012年12月27日 訪問日:2012年12月27日
34番札所 本尾山種間寺
明日からの天気を考えて、急遽土佐に向かうことにした。
今年最後のへんろになるんだろうか・・・・?
7時20分に出発。気温はマイナス3℃だ。今までで一番低いぞ!(心配しながら高速に乗る)
9時に最初の目的地28番大日寺に到着。
境内に誰もいない。
読経の後、奥の院爪彫薬師に向かう。山門から2百メートルぐらい奥にある。
首から上の病に霊験あらたかで、祈願が成就したら穴の開いた石を納める習わしがある。
(私は脳梗塞が良くなったのにまだ納めていない・・・)
だれにも会わず、国分寺へ。
ここで気温が5℃に上がった。『これで大丈夫。今日も頑張れるぞ!』と心で叫ぶ。
善楽寺の手前に29番奥の院、番外霊場毘沙門堂がある。
滝が流れ、ひじょうに綺麗なところだが、残念ながら訪れる人も少なそうである。
私のお勧めスポットです。ぜひ一度訪れてみて下さい。
国分寺と土佐の一宮、土佐神社(しなねさま)をお参りし、時間を見ると11時になっているではないか。
今朝は4時に目が覚めたので、お腹が『ぐぅー』と鳴りそうだ。
竹林寺の手前でセルフうどん屋(たも屋)に入る。
『やれやれ、これで大丈夫』と元気を取り戻す。
五台山の上に立つ竹林寺は、土佐で私の一番のお気に入りだ。
本尊の文殊菩薩は日本最古のものといわれ、来年が50年に一度の御開帳の年となる。
ちなみに、私の守り本尊(卯年)でもあります。
しかしここでは、地元の人に一言地蔵の人気が高いのです。(なぜ? 私もいつもお参りしている)
ここでこの日はじめてのへんろに出会う。
それも女性の歩き遍路だ!!
50代後半ぐらいのひとで、声をかけると『こんなときしか歩けない』と来年の正月5日まで歩くといっていた。『うぅーんすごいなぁー』と頭が下がる思いである。
その後、種間寺を打ち終わるまで誰にも会わず、今日もさみしいへんろとなった。
昼からは快晴で、ポカポカと暖かくなったが、やたら白バイとパトカーが目についた。さすが年末ですね。
種間寺終了14時20分
いつものように帰りは一般道で帰り、17時に家に着いた。
走行距離 259キロ 所要時間 9時間40分 札所 7カ寺
爪彫薬師堂(28番奥の院)昔大師作の薬師如来の楠の立ち木がここにあったらしい。
毘沙門堂(29番奥の院)大師が自作の毘沙門天を祀ったとされる。
大師堂の一段上にあります。地元の人の信仰厚い一言地蔵尊。
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