杖がない??(ﾟДﾟ;)

河童さんのお遍路道中記

作成日：2014年05月22日 訪問日：2014年05月11日
36番札所 独鈷山青龍寺

次は、高知の有名なスポーツ高校の近くの「青龍寺」です。
こちらも駐車場までは大型バスが乗り入れ困難という事で、近くでマイクロバスに乗り換えました。乗り換えた場所は、宇佐大橋から凄く近い場所でした。
てっきり、今までの焼山寺、神峰寺、清滝寺でのタクシー乗車時間と同じくらい乗っているだろうと思っていました。

「えっっ？Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！」あ、という間に駐車場でした。
マイクロバスに座ったと思ったら、到着した感じでした。
さて、これからこの有名な階段を登っていきます。
150段くらいじゃないか？と言っておられる方がいましたが、資料によると170段だそうです。いつものように、のんびりと歩きはじめます。
年配の人たちは、中央の手すりをしっかりとつかみ身体全体を腕で持ち上げる様な感じで一段一段上がっていきます。せ～のと言いながら上がって言っている人もいます。
私は、比較的リズムよくコツコツと歩いていくと、お先にどうぞ！と言われます。
数名の方と頑張れ、頑張れと言いながら階段を登っていきます。
さすがに会話しながらだと息が切れます。本堂に着いた時には、確か肩で呼吸をしていたと思います。
石段を上がり終えたら、本堂・大師堂が一直線に並んでいました。
向かいには三十三観音の石像がありました。
お勤め後、ゆっくりと階段を降りて行きました。
私もあとの方でゆっくりと…気が付けば、境内には私と添乗員と数名しかいません。さて、そろそろ降りろっかな…と杖立に手を伸ばすと…
「ん？ない！」Σ(ﾟДﾟ)
「私のつえがな～～～～～～～～～いい??」
その頃境内にはツアーメンバーはほとんどいません。
でも、ツアーメンバーの目印のシールを張っている杖が1本残っています。
ちょっと苦笑いしつつ、添乗員さんに伝えました…。
私「私の杖がありませぬ。。。多分、この方が間違えたかなと」
添「そうですねぇ～、それじゃ、この杖持っておりましょう」
もし間違った場合、この杖もってだれがまた階段上がるの？と苦笑い。
下りなので、添乗員さんとお話ししながら楽ちんで降りて行きました。
すると、山門で女性が一人階段の方を見ています…「すみませ～ん、杖間違えました。だけどこの階段あがるのはと思って、待っていました！！」とのことです。
無事、杖はかえってきました。
数珠が無くなる話は聞きますが、杖が無くなるのもあるのかぁと注意が必要だなと思った時でした。

階段の始まり始まり…

階段下から…スタート

階段登っていると見える多宝塔、綺麗な朱色

頑張って！！

これだけあれば…無くなるわけだな！！(-_-;)