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「まだまだこれからじゃ。岩屋の坂と人生は」

大阪の健ちゃんさんのお遍路道中記

作成日:2016年09月18日 訪問日:2016年09月17日
45番札所 海岸山岩屋寺


岩屋寺にいてきました

いつも参道にある売店で「まだまだこれからじゃ。岩屋の坂と人生は」の文字が目に入る

色々な苦難がある人生であるが苦あり楽ありであろう

この坂を登って本堂までの行程はやはりお遍路さんにとっても厳しいものです

相棒とは前回初めて登りました
私は2度目、相棒は初の道中でした
最初知らなければ行程が判らず必死に登り一気に上がった記憶があります

人生の中でも必死に歩んで行くその姿があの看板の言葉「まだまだこれからじゃ。岩屋の坂と人生は」になったのではなかろうか

今回は慣れているためか一気に上がると大変なのを知っているのか途中で少し休憩です
人生も、ひたすら歩いて行かねばならないですが息抜きも必要だとも思います

何かしらの理由をつけて自分たちは休憩しました
駐車場で気がついたのは車の多さ
前回、前々回共に少なかった気がしますが今回は多かったのです
本堂に上がったときには数組のお遍路さんがお勤め中でした

台数に比べたら少ないと思いましたので多分「セリ割り禅場」で修行中の人もあったのではないだろうか
自分たちは、大師堂、本堂の順でお勤めをしました
本堂でお勤めしていると前を何度か人が横切っていきます
本堂横には。ここに住んでいた仙人が修行していた法華仙人堂があるのです
長い木の梯子を登っていった先には地蔵尊があるとのこと
自分は行ったことがないのです

お勤めを終わったら相棒が登ろうとしていましたが「リュックをキチンと背負わないと」というと「やめる~」

ま、大人の男でも尻込みするほどの高さです
また、転落事故もあり危険な場所でもあります
行かれる方は気をつけて!

納経所へ行き、いつものようにお願いしました。
横の長いすには納経帳の山がありました
団体さんが居るのだと思ったら・・・

そうしていると、本堂方面から大合唱でのお勤めが聞こえました
それを聞いた時に昔、バス遍路を少しした時を思い出しました

降りは色々話をしながら歩きながら下まで戻りました
山門でカメラを向けて色々撮っていると相棒は撮影を頼まれていました
頼んできた方から逆に撮ってくれるとのことで写真撮っていただきました
今は、その画像は相棒が持っています・・・
データもらわねば!

駐車場まで降りて時計を見たら15:30
もう一ヵ寺打つ帰るかの判断でしたが今回はこの一ヵ寺のみにしました

そこから1時間半ほどで出発した町へ戻り相棒と夕食を食べて22時初の大阪方面行きのバスに乗り込みました

「また来るね!」と声をかけてバスに乗り込みました

お互いにお遍路を通じて知り合いお付き合いが始まったのです
お大師様のお導きで始まったのだと思いがあります

この繋がりを大切にしていきたいと思っています
年内もう一度雪の降る前にくることができるかな・・・

 
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岩屋寺に来る前 朝一番に行って来た四万十川源流点

岩屋寺に来る前 朝一番に行って来た四万十川源流点


岩屋寺の南にある御三戸岳 久万川と面河川の合流点 ここから流れは仁淀川となります

岩屋寺の南にある御三戸岳 久万川と面河川の合流点 ここから流れは仁淀川となります


岩屋寺 山門

岩屋寺 山門


私が岩屋寺で好きなところ 山門正面にある不動明王像

私が岩屋寺で好きなところ 山門正面にある不動明王像


岩屋寺本堂 右にあるハシゴで法華仙人堂に上がります

岩屋寺本堂 右にあるハシゴで法華仙人堂に上がります


大師堂 ここ岩屋寺の大師堂は本堂よりも大きいです この左奥からセリ割り禅場入り口があります

大師堂 ここ岩屋寺の大師堂は本堂よりも大きいです この左奥からセリ割り禅場入り口があります


前回来た時には工事中だった建物 遍昭閣です 立派な建物です 持仏堂とのこと 入り口上には倶利伽羅竜王象が見ています

前回来た時には工事中だった建物 遍昭閣です 立派な建物です 持仏堂とのこと 入り口上には倶利伽羅竜王象が見ています

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  • 年代:50代
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