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2017年逆打ち遍路1日目その2、「26番金剛頂寺~23番薬王寺、別格4番鯖大師」

気ままに過ごす。さんのお遍路道中記

作成日:2017年12月02日 訪問日:2017年11月27日
四国別格二十霊場 第4番札所 八坂山八坂寺


神峰寺から26番「金剛頂寺」へ移動途中に見える海岸の風景が綺麗なので海沿いにある道の駅(室戸岬ジオパーク)に車を止めました。ここから見える海岸線は右方向に足摺岬方面、左方向は室戸岬方面まで見えています、絶景!、快晴の空を映した海の色は真っ青です、ここから1時間程走り金剛頂寺の駐車場に到着しました、金剛頂寺の無料駐車場に止まっているのは三鷹ナンバーの小型バイクのみで他に車は一台も止まっていません、納経を済ませ山門へ戻る途中案内板に沿って歩くと室戸岬を望める場所に来ました、目前には次に向かう室戸岬までの風景がパノラマのように見えていてこれまた絶景です。高知県の海岸風景は素晴らしい!。25番「津照寺」には駐車場が無く近くの漁港の駐車場に車を止めることが指定されています、、漁港のどこに止めてかわからないので川沿いの堤防脇に車を止めて歩くことにしました、津照寺に向かう途中の魚屋の店頭には美味しそうな「干物」や新鮮な「魚」が並んでいます、干物を買って帰ろうかとも思いましたが帰宅まで4日もあるので決断が出来ず結局買うのはやめました、魚屋から少し歩き到着した津照寺参道脇にはお遍路さんの宿泊を受け入れる通称「遍路宿」の案内板が建ててあります、ここから見る津照寺参道の石段は急坂に見えます、本堂までその石段を登り納経、石段を降りて大師堂で納経後24番「最御前寺」へ向かうため車を駐車した所まで戻ります、24番「最御前寺」に向かう道中前回のお偏路時に泊まった旅館「竹の井」の前を通過しました、最御前寺付近まで来ると「太平洋が見渡せる展望台」と書かれたの案内板が目に入りました、そんな場所が有るのなら是非そこから見てみたいと思い車で最御前寺駐車場から5分ほど走り展望台下の駐車場に到着しましたがここから展望台へ上り風景を見るには時間が足りないので最御前寺へ戻ります、お遍路さんの少ない最御前寺の納経を済ませ前回時間の都合で見られなかった室戸岬灯台へ向かいます、最御前寺の山門を出て左方向へ5分程歩くと室戸岬灯台に着きました、室戸岬灯台は海岸に近くの低い位置に建っていると思っていましたが太平洋を見渡す高台に位置していました、最御前寺も海岸からこれだけ高い位置にあると岬ホテルから最御前寺へ向かう遍路道で息切れがした事も納得できました、灯台から見下ろす海の岩場には魚でも採っているのでしょうか数隻の小船が浮かんでいます、最御前寺から別格4番「鯖大師」へ向かう途中に弘法大師が修行したといわれる「御蔵洞」へ寄りました、車を降りて岩場にある洞窟の前に行くと左側の洞窟は弘法大師が寝食をした洞窟、右側の洞窟は修行をした洞窟と案内されています、御蔵洞を出発する前に飲み物を購入するために自販機がある建物へ向かうとそこは御蔵洞の納経所でした、ここで朱印をもらい別格4番鯖大師へ向かう事にします、鯖大師へ向け走っていると道路左側の草むらからすずめのような小鳥が飛び出てくるのが視界に入りましたが急なので避けようが無くゴンと鈍い音が聞こえ同時に少し衝撃がありました、当たった!車中から後方を確認しましたが後続車がいて何がどうなったのか確認出来ずそのまま鯖大師へ走り続けます、お遍路に来て殺生したかも、そう思いながら走る鯖大師までの道中は憂鬱でしたが鯖大師へ向かう車内から見る太平洋の景色は風光明媚としか表現出来ません、ここを通る遍路道から見る風景は歩き遍路には印象に残るとも言われております、別格4番「鯖大師」は国道から脇道にそれたすぐのところに有りました、鯖大師本坊の境内にもお遍路さんの姿は見当りません、本堂前には鯖!?の石製の大きな置物が置いてあります、さすが鯖大師!この日は護摩堂の内部が公開されていて参拝者は自由に入場することが出来るので入場する事にしました、仏足石で足の裏を清め入堂します、洞窟のような雰囲気の通路は四国88ヶ所霊場お砂踏み場でもあり薄暗い通路の両側には日本の各県の表示がされたブロック事に位牌?仏像?ご本尊?が置かれていてるので堂内を歩いていると霊気を感じます、暗い通路を歩いて行くとその通路の突き当たりには大きな広場(スペース)が有りそこが鯖大師本坊護摩堂のようです、一人で正座して般若心経を唱えますが薄暗いところに一人でいると背筋にぞくぞくと霊気が漂ってくるのを感じます、こんな経験は2度と体験出来ないと思う程の雰囲気でした。護摩堂から出ると夫婦連れのお遍路さんが納経に訪れていました、鯖大師を出て23番「薬王寺」へ到着したのは午後4時30分頃でした、薬王寺の境内は広いので納経は明日のつもりでいたのですが30分あれば大丈夫なので早足で本堂に向かうことにします、本堂で納経を始めるとお寺の人人達が建物の戸を閉め始めたので気が散りますが何とか納経を終え今日の宿薬師会館へ向かう事にします、納経所から降りる途中年老いた一人の女性のお遍路さんが息の絶え絶えの感じで出口のほうから階段を上がって来ました。挨拶を交わして納経所の場所を教えて下山、今日の宿「薬師会館」へ入りました、この日の薬王寺会館のロビーは照明が消されていて休館中のように思えました、ロビーで呼び鈴を押し出てきた係りの人の立会いで受付を済ませました、薬師会館は受付時に入浴券を1枚貰いそれを持って隣にある「薬王寺温泉」で入浴をする事になります、この温泉は日帰り温泉と食事処を兼ねており客の中にはお遍路中の外国人も入浴していました、夕食は薬王寺館内1階にある中華そばの暖簾がかかった1階の食堂で食べる事になります、食事は量的には問題ありませんがいまひとつ嗜好が会わず近くのコンビニで軽食を購入しました、この日の広い薬師会館の泊まり客は私一人でした。

 
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金剛頂寺へ向かう途中に見た土佐湾。

金剛頂寺へ向かう途中に見た土佐湾。


国道55号線沿いにある室戸ジオパークにある案内板。

国道55号線沿いにある室戸ジオパークにある案内板。


線香炉の向こうは金剛頂寺「大師堂」です。

線香炉の向こうは金剛頂寺「大師堂」です。


癌封じの棒。

癌封じの棒。


一粒万俵の釜。

一粒万俵の釜。


金剛頂寺から室戸岬方面を見ました。

金剛頂寺から室戸岬方面を見ました。


「御蔵洞」の朱印。

「御蔵洞」の朱印。


室戸岬灯台、初めて来ました。

室戸岬灯台、初めて来ました。


25番「津照寺」参道前にあった遍路宿の看板、助かりますよねこれがあれば。

25番「津照寺」参道前にあった遍路宿の看板、助かりますよねこれがあれば。


津照寺「境内」

津照寺「境内」


津照寺「大師堂」

津照寺「大師堂」


津照寺「参道」山門手前はみやげ物店。

津照寺「参道」山門手前はみやげ物店。


御蔵洞にある案内板、この岩場の左右には弘法大師が修行した洞窟があります。

御蔵洞にある案内板、この岩場の左右には弘法大師が修行した洞窟があります。


弘法大師が寝食をしたと伝えられる洞(向かって左の洞窟)。

弘法大師が寝食をしたと伝えられる洞(向かって左の洞窟)。


弘法大師が修行したと伝えられる洞窟(向かって右の洞窟)。

弘法大師が修行したと伝えられる洞窟(向かって右の洞窟)。


鯖大師「多宝塔」

鯖大師「多宝塔」


鯖大師大師堂、鯖の置物が有りますが分かりますか?

鯖大師大師堂、鯖の置物が有りますが分かりますか?


参道から見た別格4番「鯖大師」。

参道から見た別格4番「鯖大師」。


鯖大師「境内」

鯖大師「境内」


鯖大師「鐘楼」

鯖大師「鐘楼」


鯖大師「本堂」

鯖大師「本堂」


鯖大師参道

鯖大師参道


左側が鯖大師駐車場

左側が鯖大師駐車場


夕暮れの日和佐の街、薬王寺から。

夕暮れの日和佐の街、薬王寺から。


薬王寺境内

薬王寺境内


薬王寺「大師堂」

薬王寺「大師堂」


薬王寺「境内」

薬王寺「境内」

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