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今日は暑い、地蔵寺から十楽寺まで

気ままに過ごす。さんのお遍路道中記

作成日:2015年01月02日 訪問日:2014年11月16日
6番札所 温泉山安楽寺


地蔵寺の山門前でもお遍路さん目当ての露店や軽トラが出て果物やお菓子等を販売しておりますが気にせずにいつもどおり記念撮影をして出発します、山門を出た所で立ち止まっているお遍路さんに地元の人が何か案内をしています、良い情報でもあるのかなと気になり追い越しながらチラリと覗き見をするとどこかの旅館の紹介をしているようです、この人達の存在は歩き遍路さんにとっては助かります、今日は11月中旬とは思えないほど暑いので遍路道沿いの空き家の軒先や通りすがりの神社の境内の木陰で休息しながら歩きます、遍路道に入ったり国道脇を通ったり適当に歩いて行くと前方の信号の向こうに森が見えてきました、その森に向けて歩いて行くと安楽寺に到着しました。時計を見るとまだ早いので歩く距離は増えますが「安楽寺」を通り過ぎ7番「十楽寺」へ向かうことにして歩き続けます、右手に熊野神社という大きな神社が見えてきましたがそのまま通り過ぎて住宅地を歩いて行くと「十楽寺」に到着しました、時計を見ると時刻は午後2時を過ぎたところなので地蔵寺を出てから2時間ちょっとで十楽寺に着いたことになります、昼飯を食べていない分早く移動しておりました、十楽寺の門は竜宮城ように綺麗ででどちらかというと派手な山門です、納経を済ませ境内の「治眼疾病救済地蔵」にお参りをし宿坊を兼ねた3階建ての立派な建物の中にある納経所へ向かいました、小休止を兼ねてベンチで靴下を脱いで足の蒸れを乾かして今日の宿がある安楽寺に戻ります、到着した安楽寺ではまだ大勢のお遍路さん達が納経しています、その人達に混じり私も納経を済ませます、安楽寺境内の庭は大変立派で手入れも行き届いており宿坊の受付時間まで暫くの時間境内を散策します、山門を背景に記念撮影をする人が後を絶たず私も中々写真を撮る事ができません、宿坊の受付を済ませ館内の説明を受けながら部屋までの行くのですが宿坊の規模の大きいこと以前何軒かの宿坊に泊まってますがこんな大きな宿坊があるのですね四国には!!。お風呂は温泉なんですよ、夕食時に食堂へ行くと「いるは、いるは」今夜泊まるお遍路さん達の賑やかな声が食堂中に響いてます。
この宿坊は規模が大きいので全国からのお遍路ツアーの宿として利用されるのでしょうね。食堂ではグループ毎に別テーブルですので名札が付いている席に着いて係りの人にビールを注文して待っていると昨日同じテーブルで食事をしたオランダ人のxxさんが食堂へ入って来ました。今日はこんなに沢山の宿泊者がいるのに個人で泊まっているのは2人だけなんです。お互いお酌をしたりされたり身振り手振りで意志を伝え合って食事を楽しんでいると、我々のテーブルにカメラマンを引きつれた女性が来てインタビューをされました、彼女の説明によると四国電力の広報誌の特集記事として開創1200年になる四国の遍路宿を取り上げ事になりここへ取材に来ているそうです。夕食後は本堂にてお勤めに参加してみました。荘厳で大変珍しいお勤めです。部屋で寝酒をしながら明日の準備をして床に就きます。

 
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十楽寺山門は綺麗なまるで竜宮城のようです。

十楽寺山門は綺麗なまるで竜宮城のようです。

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