作成日:2014年10月31日 訪問日:2014年10月26日
45番札所 海岸山岩屋寺
岩屋寺の近くになると巨岩が あちこちに・・
「ここら辺までは、 何度か来たここあるね」と言いながら~
でも、岩屋寺は、初めて・・わあ~すご~い!
そして、奥の院では、更に感動と恐怖でした。
もう一度登りたいようで、登りたくないような・・O(≧▽≦)O
800m急勾配な坂道と階段、一番の難所と言われているそうだけど、元気にどんどん登れました、私は・・肥満気味の夫は、今にも倒れそうでした(笑)
美しい~
巨岩に埋め込まれているような 本堂。巨岩に圧倒されて 上ばっかり見てたから周りの記憶がありません。トホホ・・
大師堂奥の山道へ・・ここから 奥の院へ (仁王門)
納経所でこの納札を買って、鍵を預かり、三十六童子に御札を納めながら 登って行きます。番外札も有り88枚くらい有ったのでは?
結構 険しい所を登ります。登山靴履いてきて 良かった!
最後の一枚!納める所が あちこちに散らばっているので、間違いなく納めるのも大変でした。奥の院へ入って出会った人は、一人。後は夫と二人きりでした。これが一人だとちょっと怖いかも・・
御札を納め切った所に逼割(せりわり)行場が。ここで、鍵を開けて入りました。この岩の裂け目をよじ登るの?ヒャ~私、登れるかな?杖も置いて、リック背負ったまま、素手で体力頼りに頑張りました。岩は湿って滑るし、持つ所踏ん張る所も丸くなってて 危な~い。頑張った私。
私が登りきって 夫が登ってきます。おいおい、「その狭さ、通れる?ダイエットやね~」と上からわめいてました私(^O^)
次は、大きな鎖。鎖が大きすぎて持ちづらい。「鎖持っては、登れん~」と言いながらも やればできた私O(≧▽≦)O 登りきって、上から夫を激励??
ひゃ~なんちゅうハシゴ(@_@。 「こんなの登るん?このハシゴ腐ってない?どこ持つん?落ちたら死ぬよね~。今までに死んだ人 居らんのかな~。でも、ここまで来たら、上がらんとね~」グチグチ言いながらも、登りました。更に、気を引き締めて。怖かった~ハシゴにピッタリへばりついて、何も見ずハシゴの板だけを見て・・上まで行きました。
木のハシゴを登りきった所が、また、非常に怖かった。足場は崩れそうで、ここで落ちたら~・・なんて一人で思いました。夫は、まだハシゴを登ってきてましたから。また鎖にしがみついて登って頂上です。これが白山大権現なんですね。今思い出すと 怖くてお参りもして来てませんでした。写真は撮れたのに・・(≧∇≦)
上がったら降りなくてはいけません。「後ろ向きに 降りないかん」と言われ、わかっちゃいるけど、それも怖い!また、ハシゴにしがみついて、「い~ち、に~い・・」とお岩さんのように、ハシゴの数を数えながら恐る恐る ゆっくり降りました。20で着きました。ほんとに 一番怖かった。降りれば楽勝!また下から「パチリ」撮っちゃいました。
気をつけて降りれば 登るより楽でした。
滑ることなく無事生還。全く命懸けでした。三徳山の投げ入堂へも行ったけど、そこより険しかったし怖かった気がする。入口で、若いお兄さんが待ってました。「すみません。お待たせしちゃったね~」と言うと、「いえ、ゆっくり降りてきてください」って感じのいい子?夫も無事降りて、「ええ体験ができたね~」って恐怖ものだったけど、大満足でした。「預かった鍵は、無事帰った確認で返すのだろうね」って思いました。
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