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ついに結願 その後別格20カ所併せて108カ所結願

大阪の健ちゃんさんのお遍路道中記

作成日:2013年06月30日 訪問日:2013年05月05日
88番札所 医王山大窪寺


ついに最後の札所、結願所である大窪寺です。
大窪寺へは、山道を進んでいきます。
大きな門がありが仁王門になっているんだと思いました。
実際、仁王像がありましたから・・・・
でも、正式な仁王門ではないのがあとから判るのです。
寺域を歩いて行くと大師堂を横目に・・・・・
そう、仁王門は本堂の正面にあるはずなのです。
そのまま進んでいき矢印の本堂の方へ・・・・
見えてきました!本堂が・・・・
右を見ると少し階段を降りたところに門があります。

そう!ここが正式な仁王門なのです。
早速、仁王門まで移動です。

最後の最後まで気が抜けません・・・
改めて仁王門から入って本堂へ
流石、結願寺です。
人が一杯ですので今までの札所の数倍は人がいます。

本堂で88カ所最後のお勤め開始です。
人が多いので端により、読経開始!
ゆっくりとしっかりと般若心経を唱えていきます。
そっして本堂のお勤め終了
次は駐車場方面にある大師堂へ移動です。
逆に大師堂の前は人が少ないのびっくりです。

大師堂はやはりお遍路さんかお大師さんを思う人しかお参りしないのですね。
お勤めをして納経書へ
少し待って、墨書きとご法印をいただきました。
また、待ち時間の間に、知人の病気平癒のためにお守りと結願寺の手ぬぐいを購入することにしました。
そしてそう!結願証明書もお願いしました。

無事に、何とか88カ所は結願です。
最後の最後は別格20番大滝寺です。
ここからは山道を進んで行くことになります。
実は大師堂に移動途中で、そう!海岸寺からほぼ同じペースのお遍路さんにあったのです。
ご年配のご夫婦でお遍路を車でお遍路されています。
「このあと、大滝寺ですか?」と声をかけましたら「そうです」との返事が返ってきました。
やはり、同じ道を行くのですね?

こっちはまだ納経所にいく前でしたので先方は先発になります。

さて、少し話は戻ります。
結願証明ももらったので仁王門から出て駐車場へ移動する為に国道を歩いて行くのです。
門を出た途端前が騒々しいのです。

結願所の前はお店で一杯なのです。
そう、結願したお遍路さんに食事や飲み物、お土産等々を提供しているのです。

私は、急いで駐車場へ行き車に乗り込みます。

そう!
大滝寺へ移動です。
総奥の院大滝寺へ
来た道を戻るように車を走らせていきます。
途中曲がってきた道をそのまま直進です。
そう、鳴門市方面から離れていくのです。
大滝寺は、徳島道の脇町ICの北側の山の上にあります。
大窪寺からは南西報告に当たるのです。
時間的には15時なので大滝寺は問題なく到達するでしょう。

車を走らせて途中から左へここからが山道スタートなのです。
山道は、別格の象徴みたいな物ですから過去の19ヶ寺を回った実績もあり少々のことではビックリもしません。
進んでいくと見慣れた車が前を走っています。
そう、あのご夫婦の車です。
後ろについて上がっていくと広いところで道を譲ってくれたのです。
お互いに判っているので手を振って挨拶をしました。
さ?ここから大滝寺までは登坂のアタックです!
1.5Lのフリードハイブリッドをここまで操ってきましたので手足のように動きます。
あっという間にあのご夫婦の車が視界からなくなります。
その後曲がりくねった道を進みながら大滝寺に到着です。
しかし、駐車場が見当たりませんしお寺の横がすぐ道です。
路駐するには狭すぎますのでとりあえず前進すると右手にスロープら下のがあるのですが上れるように見えません。
すると左手に広い空き地があるので滑り込みました。
左を見ると「大滝寺駐車場」 ビンゴだったようです。
そこから装束を改めて大滝寺へ

仁王門を入り(仁王門あったけかな・・・)
そう、ここまで1番札所からの道中記を書いてきたのですが実は一番古い記憶が半年前の11/23・・・
新しくても2ヶ月ほど前なのです。

我ながらよくここまで覚えているわと感心しているのですが・・・

で、話は戻して本堂へ本堂前に八重桜が綺麗なピンクの花を咲かせています。
右奥の離れたところに鐘楼があるのですが鐘を打てるような感じではありませんでしたので今回は自重。
本堂のお勤め開始です。
終わった頃に例のご夫婦登場です。
入れ替わるように私は大師堂へ
大師堂では本当の108カ所の最後のお勤めになるので心を込めてお勤めです。
最後の回向文を読み終えたところで感無量・・・・

「ああ?終わったんだ」と
そして納経所へ最後のご法印と墨書きをお願いしに行きここでも別格20カ所満願証明をいただきました。
今では、仏間にお大師様の御身影の額を挟んでかけてあります。
そして、最後の数珠玉もいただき20個すべて揃った形になります。
納経所で休んでいると、ご夫婦が来られて開口一番「兄ちゃん速いな!」
思わず笑いが出てしまいました。
最後によくお話をすることができたのですがご夫婦は同じ大阪の枚方市から来られていたのです。
私は東大阪から来た旨をお話しし「これで108カ所満願です」とお話ししたところ先方は途中からだそうです。
ここまでの道が結構きつかったとのお話しだったので他の札所への道のお話をしました。
すると、別格の札所の道の厳しさにゲンナリされていました。

私が思ったことは、お遍路は無理せず慌てずに楽しく回ることが一番だと思いました。

そして大滝寺を後にしてお互い無事に大阪まで戻れるようにとお祈りし分かれることにしました。
16時・・・・ギリギリ間に合うかな・・・・

そう、まだ続きをしようと考えている人がここにいるのです。

一番札所に戻って、四国の輪を繋げておこうと・・・
一番札所へのお礼参りについては色々な意見があるようです。

自分自身の思いで今回は一番に戻っておこうと考えました。
山道を脇町ICまで急いで下っていきます。
高速に乗り今度は板野ICで降りて、懐かしい道をひた走ります。
そう半年前に雨の中を走った道を戻っているのです。
ぎりぎりに霊山寺到着です。
本堂に行くとギリギリだったようですので納経所に顔を出してお話しすると墨書きする方が帰る寸前だったようで急いで書いてもらうようにとのお話しでした。
無事だったのか判りませんが墨書きとご法印をいただき落ち着いてお勤め開始です。
実は、ここ霊山寺に来たもう一つの目的があったのです。
最初にここでお話をしてくださった木下尼にお会いしたかったのです。
しかし、ご不在のようでまた、時間も時間でしたのでお声をかけずに帰ることにしました。
初日は、雨の真っ暗な中でしか見れなかった堂宇を夕暮れではあるのですが明るい中で見ることができホッとしました。

このあと大阪に帰りましたが実は続きがあるのです。
翌日、実は電車で高野山にお礼参りに行ったのです。
ゴールデンウィークを過ぎると仕事が忙しくなったらいつ行けるか判らないからです。
早朝、早く起きて高野山へ
高野山のケーブルカーを降りたところでお遍路装束へ
バスで大門まで行きそこから奥の院までを歩きました。
そして、御廟前でお勤めをし御影堂の下でもお勤めをして無事に完了しました。

そして納経所へ行き最後の墨書きとご法印をいただきました。
「満願おめでとうございます」とお声をいただきました。

そして、金剛峯寺へ
こっちは別格のご法印と墨書きです。

これで無事108カ所をお礼参り完了です。

納経軸は今、現在表装中で帰ってくるのを心待ちにして待っています。


そうしているうちに、お四国病・・・
実は7/6に日帰りバスでのツアーに申し込んでいるのです。
今度は父母と・・・

今度の7/6以降はリアルタイムに近い状態で道中記書けると思いますのでこうご期待

今まで、道中記1巡目におつきあいいただきありがとうございました。

「私も行ってみようかな?」と思ったあなた!
行ってみてください。
感じてみてください。

では!

Adios!

 
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大窪寺 仁王門

大窪寺 仁王門


5月と言えば 藤の花?\(^O^)/

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最後に記念撮影 本堂前にて 始めて顔が判る瞬間!

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別格20番大滝寺 本堂と八重桜

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八重桜 満開でした!

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高野山 金剛峯寺

高野山 金剛峯寺

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プロフィール

大阪の健ちゃんのアバター
  • ニックネーム:大阪の健ちゃん
  • 性別:男性
  • 年代:50代
  • お住まい:大阪府
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厄落とし兼ねての巡拝スタートしました。
H25/5/5と5並びで一巡目結願!
H31.1.15 母永眠の為 歩き遍路中断中
母の菩提供養のため H31.4~ 性善寺さんのツアーに参加中
四国八十八ヶ所霊場会公認 権中先達
四国別格20霊場会公認 先達

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