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第3回目を終えて

阿房バイクさんのお遍路道中記

作成日:2013年04月02日 訪問日:2013年03月30日
43番札所 源光山明石寺


3月30日(土)
5時前に起床。
前夜に買っておいたパンを備えてあったコーヒーとともにいただき慎ましい朝食。
7時に次の第39番「延光寺」到着という予定で6時半出発という計画であったが,ちょっと手間取り6:40出発。
ホテルから前日間違って入ってしまった「中村宿毛道路」までは5分もかからず,「平田IC」を出て少し走ると7:01には第39番「延光寺」到着。
約20分。むむむ………ちょっと速いかも?

到着したときには次に向かって出発する乗用車もあり,皆さん朝早くからご苦労様です。
ここで高知県の「修行の道場」ともお別れ。
高知県は将に「修行の道場」でした。
国道(県道)を逸れ,山道に入ってからが修行(練習?)になりました。
道に迷うことも多く,それもいい経験になりました。
国道56号を快調に走り,7:52第40番「観自在寺」到着。
国道56号に戻り,北に向かってバイクを走らせます。
順調そのものです。

途中から「宇和島道路」に入り,そのまま「松山自動車道路」へ。
昨日も下りた「三間IC」で下り,第41番「龍光寺」に9:10到着。
バスでの団体さんはいつも賑やかである。
先達さんの拍子木の音に併せて「般若心経」等の大合唱。
それをBGMに私も「般若心経」を唱える。
団体さんの利点は安心と安全でしょうか?
道に迷うことなどなく予定通りに行動することができるが,何だか寂しい気がする。
自分で「納経所」に行き筆を走らせる姿など見ることもないのだろうか?
私は道に迷ってばかり。(人生も道路も)
それもまた楽しということである。

第42番「佛木寺」には9:34到着。
ここを打ち終えたところで前の寺で出会った団体さんが到着。
ここから今回最後の第43番「明石寺」に向かう県道31号はワインディングそのもの。
ここの山道で出会った車は1台のみ。
十分に楽しませていただきました。
10:12第43番「明石寺」到着。
打ち終えたのが10:29。

明日の日曜日は用事があるので帰らなければならない。
当初から1泊2日の予定であったが慌ただしいことである。
フェリーの時刻表で確認すると,12:30に間に合いそう。
「西予宇和IC」から「松山自動車道路」に乗り昨日と同じ道を逆に辿る。
宇和島から「大洲八幡浜自動車道」に乗りちょっぴり時間短縮。
佐田岬メロディーラインを急ぎ,12時前には三崎港に到着。
今回もバイクは私のみ。

予約ができないフェリーは大変です。
フェリーの中の売店では弁当を売っていないことはわかっていたので,近くの店で「幕の内弁当」を買いフェリーの中で食べることにする。
車と違いバイクではこの弁当を積む場所の確保も大切で,トップケースを整理して場所を確保することができました。

フェリーを待っていると数台のバイクの音が。
フェリーに乗るのかと思っていたが通り過ぎて佐田岬の方向へ。
彼らはここから先の道を楽しむのだろうななどと思うが,私がこの先の道を走ることはあるのでしょうか?
今回の「お遍路」は最後まで「ツーリングモード」になってしまいました。
自宅までの帰路も順調に,5時には帰宅。
汚れたバイクを磨き,第3回目が終了。

本日の走行距離 462km
第3回目の走行距離 1049km
第1回?第3回の走行距離の合計 4234km

 
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第39番「延光寺」

第39番「延光寺」


第43番「明石寺」の天井画

第43番「明石寺」の天井画

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プロフィール

阿房バイクのアバター
  • ニックネーム:阿房バイク
  • 性別:男性
  • 年代:70代
  • お住まい:長崎県
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かの内田百閒が用もないのに列車に乗り「阿房列車」と称して無上の楽しみを繰り広げていましたが、私もバイクで用もないのに走っています。称して「阿房バイク」。なのに「お遍路」という目的を持って四国を走ってしまいました。バイクに限らず、時間、お金、体力、気力。条件が許す限り「お四国」を楽しみたいと思っています。

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