出会いの一日

三面大黒さんのお遍路道中記

作成日：2013年05月08日 訪問日：2013年05月04日
26番札所 龍頭山金剛頂寺

いつもは燃費を考えてﾌﾟﾘｳｽでお参りしているが、連休のためﾎﾃﾙの予約が取れず

ﾉｱに乗り換えて、二年ぶりの車中泊に挑戦しました。

どこまで走れるか、どこで泊まるか今後の参考にするためのﾁｬﾚﾝｼﾞでもあります。

朝6時10分に家を出発し、192号線をひたすら走り18番恩山寺に向かう。

ここでこの日の最初の出会いがあった。

ととろさんと会ったのである。いつかどこかで会うこともあろうかと思っていたが、

バリーさんをお杖につけた先達とすれ違った。「もしかしてととろさん?!」と呼んでみると

振り返って返事があった。お互い初対面ながらつもる話もあったが、先を急ぐので立ち話で

終わってしまい失礼しました。

詳しいことは、ととろさんの道中記と重複するのでそちらを読んでいただくとして、

次回また会うことがありましたら、ぜひゆっくり話したいものです。

つぎの出会いは太龍寺の山門手前の山道で!!

私はいつもﾛｰﾌﾟｰｳｪｲに乗らず、狭い山道を旧駐車場まで行き、そこから歩くのですが、

ちょうど鶴林寺からの急坂を登った合流地点で、見慣れる地点から急に若い女性が飛び出しました。

私がｷｮﾄﾝとしていると、彼女のほうからしゃべり出したのです。

よっぽどひとりで心細かったのでしょう。最近手入れされた、かも道を登ってきたらしいのです。

ほとんどまだ歩く人のいないルートなので私の顔を見て、安心したのでしょう。

そこから一緒に歩いてお参りしました。

東京の人で、今回は高知空港に近いお寺（大日寺と思うが）まで歩き、次回6月に続きを歩くらしいのです。

めちゃくちゃ美人で若く、モデルのような人でした（一緒に写真を撮ったのですか添付できなく残念です）

急な雨もあり、雨宿りしながらゆっくり話が出来ました。

しかし、いつまでも雨宿りもできず、小雨になったのを良い機会に雨の中、駐車場まで一緒に下り

お別れしました。彼女は今夜由岐泊まり、私は出来れば金剛頂寺を打って道の駅田野駅屋で寝よう

と思っています。

このあとキラメッセ室戸で夕食を摂り、予定どうり田野で泊まりました。

車二十数台、ｷﾔﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰありﾜﾝﾎﾞｯｸｽあり賑やかな田野の道の駅でした。

　　ととろさんと東京の彼女との出会いを振り返りながら、おやすみなさい・・・。


　　　　　　　　　　　　本日の走行距離　254ｷﾛ　所要時間　11時間50分　札所　9ヶ寺

恩山寺の水子地蔵。水子に鯉のぼり・・・。なんか悲しい!!

室戸の青年大師像。弘法大師19才の青年像らしい。

金剛頂寺の稚児大師。聡明そうなお顔をされていますね。