六日目センチな気分

案山子さんのお遍路道中記

作成日：2011年09月09日 訪問日：2011年09月09日
21番札所 舎心山太龍寺

本日は６時起床。朝食も頼んで無いのに出して頂きその上お昼のおにぎりまで作ってくれました。本当は6000円なんですよ。皆はちゃんと払いましょう。
19番は直ぐでした。誰も居ない。今日も誰も会わないのかなぁ。朝から暑く今までで一番暑く感じ身体から歩いて無いのに汗が吹き出る。今日は遍路転がしよりもハードな１日でした。500メートルの山越えが２つ有るんだから合計1000メートルになるのでって足して良いのかなぁ、7時過ぎには19番を出て一つ目の登山口まで約３時間 少し休憩し10時30分頃登山開始 少し歩くと民家の方が小さな蒸かし芋のお接待、沢山持って行きなさいと言われたが遠慮と重たく成るので4つ頂きました。これが後で助かる事になるのでした。距離は短いが勾配は遍路転がしよりきつく骨折した足首の可動範囲を越えたので一度後ろにひっくり返ってしまったが重たいザックがクッションになり大事には到らなかった。慎重に行かねば又怪我するぞ。頂上迄一キロ位のところで急に視界が開け上は木々が生い茂り眼下は遥か彼方に川が流れ前は山が連なり暑さがピークの時本当に清々しい 千の風を感じ数年前に無くなった母がその風に乗って飛んでいるように見えました。亡くなる前にバス遍路。亡くなる前にバス遍路をしていた母を思いだし少しセンチな気分に浸りました。しかし少し歩くと急坂で現実に帰りました 12時頃20番に到着。久しぶりの歩き遍路が二人もいる。話しかけると二人共に逆回りなのですれ違うだけになりました。13時頃おにぎりを食べ出発。下りもきつかった。山を降りたとき21番に行くか迷ったが何とかなるだろうと目指す事にした。ここも20番と同様に勾配がかなりキツい。何とか16時15分位に21番到着。本堂は修理中で仮の本堂はかなりチャチでした。だけどお寺は２つ共に立派でした。お参りして21番を出たのはもう５時前、街までは行けない。泊まるところも食べるところもない。地図を見ると約8キロ先の国道195号に道の駅が有るのでそこまで行けば何とかなるでしょう。山の日暮れは早く初めてヘッドランプを使用しました。途中旅館が有り泊まりたかったが我慢我慢 修行なのだから。すっかり暗くなり道の駅に着いたのは7時前。トイレも有り水も使えテントも張れそうなので今晩の寝床確保。番ご飯はお接待の小さな芋、お湯を沸かし味噌汁、それでは足りないので二人組の女性の○○の方の人に帰る日に頂いたカロリーメイト。味