区切り打ち終了しました。最後の夜は松屋旅館で！ さあて 次は・・・・

勇気のスズがリリンリン??さんのお遍路道中記

作成日：2014年05月15日 訪問日：2014年05月15日
43番札所 源光山明石寺

あ?あ、終わっちゃいました。
でも、今回も、楽しかった?！
四国の全ての人と自然に感謝します。

15日(21日目)
前泊の宇和島Gホテルのバイキング朝食を取り宇和町卯之町に向けて出発！龍光寺を打って直ぐに雨となり、最後の明石寺に到着する頃には晴れとなった。安宿から三日間一緒の岡山のご同輩ともここでお別れ。前回宿が分からず苦労した松屋旅館に無事到着。どうしても最後はここに泊まりたかった。先代の大女将とも話すことが出来た。80歳を過ぎた今も背すじのピンと張ったお姿は健在であった。由緒ある古い街並みにあるこの宿は私のお気に入りで、後半戦もここから始めます。

振りかえって①(全体)
今回は、前回の残りと新たに１番からの二部構成の遍路でした。

第一ステージ
第54番から88番(４月９日?19日)
第二ステージ
第１番から43番(４月25日?15日)
結願の後20に高野山参拝、友人宅で３日休憩のあと、再度１番から約半分の43番まで。歩いてみて、やはり半分の20日位が限界と実感。


振りかえって②(沿道の風景 自然)
歩くといろいろな物が見える。特に印象に残ったのが高知の海岸線のまちの防災避難タワー、避難場所への案内板。愛媛県の小学生の黄色の帽子、高学年になれば恥ずかしいだろうに！

車からの事故防止にはこれが一番！山間部の町で小学生が朝7時頃に整然と列をなし登校する姿に感動。家を６時半頃には出発したのだろう。
徳島は花が目についたが、高知に入ると畑が多く目に入るようになり、ミカンの花の甘い香りが長く続いた。
野菜畑もカボチャや春ジャガイモも日を追う毎に大きくなって来た。

振りかえって?(沿道の風景 人)
今回も二日に一回位、日に二回など様々な形で多くの接待を受けました。
本当にありがとうございました。
今回40キロを歩く事４回、朝５時に出発したので本当に多くの人に声を掛けていただきました。
私の同行のお大師様は特に厳しい方で、全ての行き交う人に挨拶をしなさい！特に朝は子供にも大きな声で挨拶しなさい！そして道は譲りなさい。四国の道を歩かせて頂いているのですから！私はハイ分かりましたと実行。

ただ一言、案内シールは出来るだけ効率良く、最低限でいいので変化点には必ず欲しいものだと感じた。写真。

反省
やはり、靴の選択に今回も失敗し、現在足の爪が４本黒くなり、爪先も衝撃でダメージ大。安宿のオヤジの言う普段の靴の２cm出来れば2.5cm大きいサイズの靴を履けとの言葉は正解。

さっきーチャンと岐阜の若者君へ
大阪のさっきーチャン、つまみ食い遍路を完食した時、岐阜の若者君が二度目を結願した時には、それぞれ大坂・岐阜で打ち上げをしましょう！私の秋の二度目の結願の打ち上げは京都祇園の居酒屋でしますので是非ご参加を？、連絡先は黒潮町佐賀の「内田屋」に５月９日に宿泊した人の連絡先をと聞いて下さい。連絡はショートメールで。宮崎より高速バスで参上！

遍路が終わってと、これから。
私は現在奈良の友人宅に居て、足のダメージも少し良くなって来ました。
お叱りを受けるかもしれませんが、遍路というのは一種の自己満足だと思います。やはりこの経験を活かさなければ何もならない様な気がします。
明後日22日東北気仙沼に短い期間ですが、何かお役にたてばと行ってきます。東北に勇気の鈴をリリンリンと鳴らせながら。またその報告や次回後半のスケジュールが決まりましたらこの下に書き加えます。

現在も歩いている北川さん達が無事結願される事を心より祈ります。

今まで、長い拙い文を読んで頂きありがとうがとうございました。このお遍路ポータルに長いタイトルが出ましたら、またあの男が帰って来たと読んで下さい。

同じ曲がりに異なる４つの種類のマークが。

松屋旅館入り口

先代の大女将と、旅館入口前で！